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残留孤児訴訟原告本人尋問

京都新聞 電子版

今日は、私が弁護団の一人として取り組んでいる、
中国残留孤児訴訟の原告本人尋問が行われました。

中国残留孤児訴訟は、
第二次世界大戦中に満州に渡り、敗戦時、幼くしてそこに置き去りにされた方々が、
国の責任を認めさせるために起こした訴訟です。
全国12の裁判所で、1800名近い孤児たちが訴訟に参加しています。

今日の裁判では、日本語を中国語に訳すための通訳人が入りました。
通常、外国語を話す人が証言する場合には、
その外国語を日本語に訳すために通訳人が入ります。
しかし、日本語で話をするのに、
それを中国語に訳すための通訳人がつけられるというのはほとんど例がありません。

今日はなぜこのような措置がとられたのか。
残留孤児らのほとんどは日本語がわからないためです。
幼くして中国人に預けられ、
日本に帰国したのは50歳、60歳になってからというのでは、
日本語が話せなくても当たり前です。
日本語が話せないことで、
病院、買い物など日常生活の様々な場面で不自由を強いられています。
仕事に就くこともとても困難です。
地域の中で差別され、孤立することも稀ではありません。

もっと早く帰国できていれば・・・
帰国後に十分な日本語教育を受けることができれば・・・
そして何より、
あの戦争がなければ・・・
これは皆さん共通の思いです。
この裁判を取り組む中で、
戦争は遠い過去の話でも、遠い海の向こうの話でもないことを知りました。





殺人は許されないのに、なぜ戦争は許されるのか?
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tocchi1976

tocchi1976

某所(旧ブログを見ればすぐに分かります。このブログでもいずれすぐにわかります。)で弁護士をしています。このブログを開設した時点で7年目です。



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