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エコな生活って何だろう

先日、所属している弁護士会の会派の学習会があった。

ちなみに、中規模以上の弁護士会になると、たいてい会派とか派閥なるものが存在する。
それでもって、学習会などもするけれども、弁護士会の役員人事なんかをエライ人が話し合って決めていく。
でも、最近では、弁護士の増員に伴って無所属とか無派閥とか言う人もずいぶん増えたし、
派閥の話し合いでは役員が決まらず、選挙になることもでてきた。
昨年などは、日弁連会長選挙は再選挙までやったし、京都弁護士会の会長選挙もあった。
私としてはいい傾向だと思ってる。
自分は会派に所属していて言うのも何ですが…
人によっては「あれは派閥ではない」などと言う人もいるけれど、やってることを見ればどう見ても派閥。
「派閥じゃない」とか言ってたら、「弁護士の常識は一般人の非常識」って言われちゃうと思う。


と、話は脱線しましたが、学習会のテーマは「低炭素経済」
COP3で締結された京都議定書以来、二酸化炭素の排出削減が国際的にも求められ、鳩山前首相は25%削減を公約に掲げたりもしていたというテーマです。
講師は、気候ネットワークというNGOの代表をしている浅岡美恵弁護士。
京都弁護士会に所属していて、会派も一緒です。

いろんなデータを示しながらの話でしたが、一番印象に残ったのが、本筋を離れますが、
CO2排出削減のことが議論されると、電事連(電気事業連合会)と電力総連(全国電力関連産業労働組合総連合)がタッグを組んで反対してくるんですよね~、という話。
つまり、全国の電力会社と、全国の電力会社で働く人の組合とが一体になってCO2削減のための政策提言に反対してくるという話。

COP15に対する電力総連の事務局長声明を見ても、何だよ、と言いたくなる。
例えば「電力総連はこれまで、米国や中国等を含めた全ての主要排出国が参加する公平かつ公正で実効性ある国際枠組みづくり、実現可能性や国民の受容性等に十分配慮された削減目標の設定等を求め、国内外に対し我々の考え方を積極的に発信するなど、構成総連・加盟組合一丸となった取組を展開してきた」という下り、
日本だけが率先してやることには反対です、と言っているように読める。

さらに「鳩山総理大臣が「90年比マイナス25%」という削減目標を表明して以降、「地球温暖化対策税」や「再生可能エネルギーの全量買取制度」「キャップ&トレード式の排出量取引制度」など様々な施策の検討が進められようとしているが、地球温暖化対策は、「経済と環境の両立」の原則のもと、すべての施策を横断的に検討し、国民負担を含めた全体像が示された上で、「中期目標」と同様に、広く国民的議論を経て合意形成を図ることが極めて重要である」というのは、
つまり、今出されている施策は、すぐにはやってくれるな、ということかと。

CO2排出の中心は火力発電と製鉄所ですから、CO2削減の中心にもなるわけで、雇用を守るためには地球がどうなろうと火力発電は維持し続けなければならない、というのも分からなくはないのですが、
労働組合としては、企業に対する雇用責任を追及しておけばいいんじゃないですか、と言いたくなる。
むしろ、企業に対して、もう少し前向きで積極的な提案をしたらどうでしょう。

労使一体の企業別組合(=御用組合)なんてなくなってしまえ!というのはさすがに言い過ぎですかね。




さて、話の飛躍が過ぎましたが、表題のエコ生活です。

基本は化石燃料をあまり使わない生活なのかな~というイメージですが、直接的に化石燃料を使わないというだけでなく、電気も使用を抑えなければなりません。
電力が原因となっているCO2排出量は、日本全体の3分の1にのぼります。そのほとんどが火力発電所です。
そうやって、電力消費量を今からずっと低い水準にして、水力だの風力だの太陽光だのといった自然エネルギーで発電を賄うような感じでしょうか。
ちなみに、CO2と電力との関わりということになると、必ず出てくるのが原子力の問題。
私自身は原子力には否定的ですが、その話はまた別の機会に。

次に、運輸。運輸が原因となって排出されているCO2は日本でいうとだいたい2割程度。狭い国内をあれだけトラックが走り回っているのですから、ある意味当たり前。
トラックに頼りすぎない運送体系が必要。貨物列車もCO2は排出しますが、荷物単位あたりの排出量はずいぶん抑えられるのではないかと。
だから、アマゾンでポチッとやって、次の日に届かなくても怒ってはダメ。
生ものとかは基本的に地産地消。

それと、国際航空や国際海運は、COPの枠組みの中には入っていないそうです。なぜかと言うと、どこの国が排出しているCO2になるのか決められない(というか、押し付け合いになって話が先に進まなくなっちゃうんだろうと思う)からだそうです。
でも、特に海運はかなりのCO2を排出しているそうです。
だから、輸入物には頼らない生活をする。
というか、日本で消費するためのものを日本で企画して、生産だけは海外でっていうやり方を見直さないと行けない(そんなことできるんだろうか…)。
そして、やっぱり同じように地産地消。
食料品とか衣類とか、生活物資がちょっと割高になっちゃうかも知れませんね。



考えていくと、そんなの無理って思えてくるけど、大量のモノにかこまれなくても、スピード競争しなくてもいいっていうのは、今の社会のストレスフルな状況を見れば、幸せなことかもしれません。

コメント

今は、量るだけでだけでダイエットが出来るっていうのをやってますが、「なぜ減らないか」って事を考えるようになります。
総量で考えると、原因が曖昧になってしまうので、各戸で二酸化炭素排出量のログが取れるようになるといいですね。
エコカーを買ったつもりが、全然エコでないことに気が付くはずです。

aw@bitlog様

なるほど。排出量のログ取りはおもしろそうですね。
エコカー減税とエコポイントで車と家電を買い換えた家庭は排出量断然アップな現実が見えるといいですね。
でも、そうすると、うちも全然エコじゃないのがばれてしまうなぁ…

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某所(旧ブログを見ればすぐに分かります。このブログでもいずれすぐにわかります。)で弁護士をしています。このブログを開設した時点で7年目です。



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